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【30年の研究の中で出会った最も魅力的な分子】EGCGのスキンケアへの可能性とは?

  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

今回のストーリーは、アルファサイエンスの製品開発責任者、

アルフレッド・マーシャル博士が日本を訪れたことから始まります。

 

「私は日本で、緑茶が単なる飲み物ではなく、一つの人生哲学として根付いていることを

目の当たりにしました。そして、緑茶に含まれる特定のカテキンこそが、私の30年におよぶ研究人生の中で出会った最も科学的に魅力的な分子でした。

 

― Alfred Marchal, PhD

 

その特定のカテキンというのが、EGCG(エピガロカテキンガレート)です。

緑茶に含まれるカテキンは主に4種類あり、

エピガロカテキンガレート(EGCG)、エピカテキンガレート(ECG)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキン(EC)に分けられます。

 

EGCGはカテキンの中でも抗酸化作用が強く、特に研究が進んでいる成分です。

近年は、飲用による健康効果だけでなく、スキンケア成分としての可能性にも注目が集まっています。

 

EGCGは、紫外線によって生じる酸化ストレスを抑えたり、炎症反応を穏やかにしたりする働きが報告されており、肌の老化予防や肌荒れ対策への応用が期待されています。さらに、保湿やバリア機能の維持、メラニン生成の抑制など、肌に対して多面的に作用する可能性も示されています。


EGCGに関する論文は多く、抗酸化作用や抗炎症作用などが期待される魅力的な成分ですが、製品化にはいくつかの難しさがあります。

 

特に大きな課題は、EGCGが酸化や光、熱の影響を受けやすく、成分として不安定に

なりやすいことです。そのままでは保存中や製品使用時に劣化しやすく、期待した機能を

十分に発揮できない場合があります。

とある研究では、局所用クリーム中のEGCGが光照射で大きく分解することが示されました。1時間の照射でEGCGが約68.9%減少したとされ、スキンケア製品での光安定性の

難しさを裏付けています*。 

 

また、スキンケア製品として配合する場合には、EGCGの安定性を保つだけでなく、

肌への浸透性や使用感との両立も求められます。たとえば、成分を守るための処方設計を

強くすると、テクスチャーや香り、使用感に影響することがあります。そのため、EGCGを活かした製品開発では、成分の安定化技術や適切な処方設計が重要になります。

 

「それまで誰も解決できなかった処方上の課題だからこそ、私は挑戦する価値があると

考えたのです。」

― Alfred Marchal, PhD

 

日本で出会った緑茶が、アルファサイエンスの新たな挑戦につながっていきました。


そしてついに、ECGCの安定化と高濃度処方を実現。

その可能性を最大限に引き出す処方設計へとたどりつきました。

この夏日本に上陸、アルファサイエンスの新しいセラムにどうぞご期待ください。

 

*Photodegradation of EGCG in topical cream formulations


 
 
 

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