抗酸化成分の代表格タミンCとその常識を覆すアルファサイエンスのNextgen®技術
- Tomohiro Kangori
- 8月12日
- 読了時間: 3分

前回のコラムでは、紫外線による酸化ストレスに対して、“抗酸化ケア”の重要性をご紹介しました。
今回は、その抗酸化成分の代表格であるビタミンCについて、さらに深く掘り下げてお届けします。
✦ ビタミンCの“基本”をまずはおさらい。
美肌に欠かせない成分として知られるビタミンCには、次のような多彩な働きがあります:
✅ 抗酸化作用:活性酸素種(ROS)を除去
✅ メラニン生成抑制・還元作用:シミ・くすみ、色素沈着改善
✅ コラーゲン生成促進:線維芽細胞の活性化
✅ 抗炎症作用:赤みやニキビの炎症軽減
私たちの生活に浸透している“定番”成分ですが、意外と知られていない一面も。
ここで3問、クイズ形式で確認してみましょう。
❓Q1. 加齢とともに体内のビタミンCはどうなる?
✅ A1. 減少します。
特に皮膚内のビタミンC濃度は、60代になると20代の半分以下に。
年齢を重ねた肌ほど、外からのビタミンC補給が重要になります。
❓Q2. ピュアビタミンCと誘導体、それぞれの特徴は?
✅ A2.
ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸): 高い抗酸化力と即効性を持つが、極めて不安定で刺激性がある。
ビタミンC誘導体: 安定性・低刺激性に優れるが、活性化に時間がかかる。
現在、化粧品に使われているビタミンCの90%以上が誘導体と言われています。
❓Q3. ビタミンCは紫外線を浴びた後に使えば良い?
✅ A3. いいえ。
ビタミンCは紫外線ダメージを受けた後に慌てて補うのでは遅く、常に肌に一定濃度で存在していることが理想。つまり、「予防的・継続的使用」が最も効果的です。
✦ ビタミンC“本来の力”を引き出すには?
ピュアビタミンCの方が優れた効果を持つにもかかわらず、不安定で刺激が強いことから、化粧品では誘導体の使用が主流となっています。
しかし――
その“常識”を覆したのが、アルファサイエンスの独自技術です。
✦ Nextgen®テクノロジー:壊れやすい分子を守る革新技術
アルファサイエンスは、独自のNextgen®テクノロジーによって、
ヨーロッパで初めてL-アスコルビン酸(ピュアビタミンC)の安定化に成功しました。
🔬 それは、「壊れやすい分子を守るシールドをつくる技術」。
イオン化や電子のやり取りによって変質しやすいビタミンCを、独自の処方でイオン移動を制御し、保護膜を形成。これにより、
✔ 酸化しにくく、長時間安定
✔ 肌への刺激を大幅軽減
✔ 活性成分を長く“生かしたまま”肌に届ける
✔ 活性酵素を取り込むのを防ぎ、活性酵素による細胞ダメージの連鎖をブロック
が可能になりました。

この技術は、ピュアビタミンCだけでなく、システアミン、タンニン酸、緑茶カテキンなど他の抗酸化成分にも活用されており、壊れやすい分子を安定化し、臨床においても高い実用性を生んでいます。
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